セーターではなく、セーターのように温かみのある便利なジャケット、ニットジャケット
ニット(knit)は、糸を複数絡み合わせ紡いだ毛糸から作られる衣服で一本の毛糸を立体的に編むことでパーツを作り、パーツを縫い合わせて衣類を作っていきます。ニットなど毛糸の衣類は、手作りしやすいということで手編みの衣類というものもありますが、一般に市販されているニット製品は、機械編みです。ニットはセーター、ベスト、マフラーなどの印象が強いですが、ニットのジャケットは便利ですよ。セーターなどの温かみもありますし、着ている本人も暖かく、また、ジャケットですので、頭から着なくていい、インナーを合わせやすく重ね着がしやすいのです。今までと違ったファッションを楽しみたいならニットジャケットでトータルコーディネイトをするのもいいです。ニットジャケットは、普段着っぽくなるのではないか、カジュアルにしか使えないのではないか、と思いきや、最近では、ニットと一言に言っても、デザインや形、丈や編み方によってだいぶ印象が異なります。ジャケットそのものなのですが、素材がニットなのです。ですからジャケットですのでフォーマルウェアとして使える上、ニットの温かみがあるのできつくなりすぎません。仕事をする女性にはお薦めです。
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ニットジャケットで気をつけたいのは、お手入れ方法です。ニットであるということは縮んだり毛玉がついたりしがちです。せっかくデザイン性のあるニットジャケットでも毛玉がついていたら古く見え、あまり格好よくありません。ニットが避けられない毛玉とは、繊維の表面が摩擦やそれぞれの細い毛羽のもつれにより小さい玉状になったものが絡み合うことで大きくなったものが毛玉です。どうしても着ることなどで摩擦は起きるのでしょうがないことですが、ニットジャケットを長持ちさせるためにも毛玉を起きにくくするためにも、気に行っているからと言ってもなるべく連続してニットジャケットを着ない、1日着た後は2〜3日は空けるとか、工夫していきましょう。ニットでみっともないのは、縮んでいたり、丈が異様に短かったり、よれていたりということです。こまめに手入れをしたいからといっても間違った洗濯のし過ぎとかは縮みの原因になります。ニットは保存するといにハンガーなどにかけないようにします。ニットジャケットについている選択表示を必ずチェックして手洗いなのかドライクリーニングなのかを確認します。自分で洗うことができる場合は軽く押し洗いです。ニットに無理な負荷を与えない、乾かす時は、日陰干しでネットなどに置いて干すようにします。
ニットジャケットのイメージは単調でそんなにレパートリーがないのでは、と思っていました。最近ではニットジャケットだけでもメーカーによっては豊富なラインナップなのです。襟の形が違うだけでもニットだけに全く違った印象になります。襟なし、へちま襟、ノーマル襟など雰囲気がかなり違います。私のお気に入りのニットジャケットはカーディガンのようにロング丈のニットジャケットでちょっと羽織るのに春先など重宝しています。今はリブニットジャケットが気にってるのですが、一見普通のジャケットですが、軽くて着ごこちが良く、着ると堅くなりすぎないのでカジュアルにデニムと合わせたり、フォーマルにスーツっぽく着たりしています。大人っぽい印象にもすることができるニットジャケット。特に流行りに関係なく長く着て行けるものだと思いますので、手入れやきちんとした保存をしたいろと思います。ニットの敵は虫。虫の食い穴があるともうニットは終わりです。防虫剤はニットジャケットの上に置いて適度な量を保ち、時期が来たら必ず入れ替えるようにしています。
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